こんばんは、トヨダです。。
ボクがニットをセレクトする時、1つの基準としてあげるとすれば「品があって遊びがあること」そんなアイテム選びを心掛けていたりします。。
ニットはスウエットと比べ上品に見えるトップスという作り手のシンプルマインドがそうさせているのか、基本的にはちょっと地味目のデザインが主流だったりします。。
もちろん着心地の上質さを追い求めていく高級感も大切ですが、ボクの考えで行くと、そこには際限がなくキリがないと思っているため、そこは有名メゾンに任せてしまおうと割り切ってセレクトしています)笑。。
そこで登場するのが、ちょっとした遊び心という要素。。
もちろん、見た目の品の良さがクリアできていることは絶対条件ですが、
色使いやデザイン、素材感などヒトヒネリ加えられており、「やり過ぎてないけどちゃんとお洒落に見える」。。
微妙なさじ加減ですが、そんなちょっとした差を生み出しているところが、遊び心なんじゃないかなぁって思います。。
そんな微妙なさじ加減をボクなりに解釈し、時代にアジャストしてセレクトしていくことが、潜在的に求められているボクの使命だったりします。。
そして本日の本題なのですが、このニットもしっかりと遊び心を持った1つでもあります。。
BRAND GAZZARRINI PRICE 20,000+tax
イタリアはガッザリーニから登場のニットは、ブラックのモノトーンを基調に、3段に分かれた異なる編み立てが特徴の1着。。
ニットアイテムの上品さに加え、親しみやすさを醸し出すザックリとした編み立ては、好印象を感じさせてくれるそんな仕上がりになっているんじゃないかなぁって思います。。
良くありがちなのが、正面はこんな感じでしっかりとデザインがかかっているのにもかかわらず、バック部分は、シンプルな平織になってちょっと拍子抜けしてしまうトコロ。。
このアイテムのバックシャンはこんな感じ。。
フロント部分同様、しっかりとデザインがかかり、一枚で着こなしても全方位的に洒落感を印象付けるそんな仕上がりも好感が持てるポイントです。。
もちろんインナー使いでもしっかりとその存在感は保ったまま。。
今一番使えるムーレーのコートからチラリと見えるインナーはまさに、本日のニット。。
無地ライクのニットを合わせるとシンプルになり、かと言ってスウエットを合わせるとカジュアル感が前面に出てきてしまい、せっかくのエレガントさが軽減。。
しっかりと主張してくれるこのニットを使えば、上品さも担保しつつ遊び心がある着こなしが完成するんじゃないかなぁって思います。。
シックなモノトーンの中に、編み立ての変化でアクセントをつけたこのニットは、着こなしだけで、視線を釘づけにする魅力あふれるそんなアイテムです。。
それでは、また。。