こんばんは、トヨダです。。
タイトルは1999年に出版された辻仁成と江國香織による恋愛小説「冷静と情熱のあいだ」からつけたことは、ボクら世代の方ならピーンと来てくれるハズ。。
今日のブログのタイトルをつけていて、ふとこの小説のことをちょっと思い出してしまいました)笑。。
2001年に映画化され、竹野内豊とケリー・チャンが主演をつとめ、多くの人たちが切ない気持ちとなったことだと思います)笑。。
この小説ってひとつの物語に対して女性側あおいと男性側順正、それぞれの視点から書かれた作品で、辻仁成(順正)と江國香織(あおい)がブリューとロッソという形で2冊に分けて出版され、ベストセラーになったことは知っていたんですが、
気になってリサーチしたら、元々は月刊カドカワに連載されていて、その連載のされ方がちょっと秀逸でした。。
まず江國香織がストーリーを書き、それを受けて、次の刊行時に辻仁成が続きのストーリーを掲載するというまるで、交換日記のような連載の進み方でストーリーが流れていくっていう手法。。
元々二人の間で話し合われていたのか、本当に即興で書かれたのかはわかりませんが、一人ではなく、二人の天才の感性が絡み合ったからこそ、より深く共感できるドラマチックな恋愛ストーリーが生み出されたんじゃないかなぁって思います。。
この作品には数々の名言があり、刺さるフレーズがあるんですがちょっと長くなってしまったので、また機会があったら紹介しますね)笑。。
ちょっと「冷静と情熱のあいだ」ではなく、思いっきり情熱の方に寄って行ってしまいましたので、ここから早速本題のスタートデス)汗。。
本日ご紹介するアイテムは、タイトルを地で行く、革靴とスニーカーの間に位置する、良い意味でどちらも網羅する秀逸アイテム。。
これからやってくる夏に向け、暑さに耐えきれず、スニーカーを飛び越して一気に、足元をサンダルにするという毎年のルーティンに、新たな救世主がフローブに登場。。
本日ご紹介するこのシューズはドレスの要素も程よく取り入れ、ハキゴコチはスニーカー級、さらに素足に穿けてしまうという良いこと尽くしのシューズが、このサンダル屋さんが作った大人のスリッポンでゴザイマス。。
それがこちら。。
フルラインナップで本日リリースしたこのアイテムは、1975年にアメリカのカリフォルニアに創業した「レインボーサンダル」が作ったシューズ。。
その名の通り、サンダル専業ブランドとして誕生したこのブランドは、創業者のJ.R.Longley氏が、ビーチに捨てられたサンダルを見つけ、”丈夫で長持ちするサンダルがあればビーチが汚れないのでは”と思い立った事がブランドの始まり。。
独自の特許技術で作られるサンダルは、10年20年と長く着用出来、40年も前からカリフォルニアのサーファーに愛されるブランドにのぼりつめました。。
そんなサンダルブランドから本日ご紹介するのは、サンダルではなく、スリッポン)笑。。
実はこのシューズは、ここ数年前から本国で生産が中止になっており、多くのバイヤーの復活して欲しいという声が上がり、今回特別に復活した限定生産のアイテムでもあるんです。。
今回ご用意できたのは、こちらの2パターン。。
まずは、こちらのモカローファ。。
ダークブラウン、ベージュ、ブラックの3色展開。。
アクセントにアッパーに飾り紐をあしらったオトナのシューズ。。
柔らかなヌバックレザーは、初日から素足で履いてもへっちゃらなハキゴコチを実現。。
擦れて痛くなりがちなヒール部分は、踏んでも大丈夫なくらいの柔らかさがそのヒミツ。。
まさにサンダル以上革靴未満というカテゴリーの素足で履けちゃうこれからの季節にもってこいのシューズでゴザイマス。。
もちろんレザーシューズとは一線を画す、ハキゴコチの良さも必見。。
クタ感のあるアッパーのレザーはもとより、インソールにもしっかりこだわりがあります。。
しっかりと土踏まず部分はアーチが作られ、長時間の着用も疲れ知らず。。
さらに、履けば履くほど体重がシューズにかかり、自分の足の形になっていくことでクッション性が増し、極上のハキゴコチを実現します。。
その秘密は、外側から見たこの断面にあります。。
独自の素材を3層に重ね、ハキゴコチと耐久性を考えて作られたソール。。
ソールの硬さに変化を加え、重ねられたアウトソールは、まるでふかふかのマットの上を歩いている極上の履きやすさ。。
さらにヒール部分に取り付けられたブランドタグもイイ感じ。。
いかにも柔らかそうなヒール部分のレザーは、見た目以上のクタ感があり、触るとその良さがさらにわかって頂けるんじゃないかなぁって思います。。
さらにさっきご紹介した3色展開でスリッポンもリリース。。
スッキリとしたスリッポンは、シンプルで飽きのこないデザイン。。
どんなスタイルにもマッチするスリッポンは、年齢層を問わない、間違いのない1足です。。
こちらも素足に穿いてもへっちゃらだとは思えないほどのしっかりとした作り。。
それなのにハキゴコチは極上でヤバイんです)笑。。
どちらのバージョンも着こなしは自由自在。。
ドレスライクに履いてみました。。
これでサンダルみたいなハキゴコチです)笑。。
さらにデニムに合わせても程よくキレイ目さが残るんです。。
実を言うと、このアイテム4、5年ほど前にセレクトしたんですがなかなか折り合わず、今回ご縁を頂き久しぶりに生産して頂きました。。
ちなみに昨日のエントリーで履いていたのが、まさに4年前のボクの私物デス。。
カジュアルなデニムスタイルにキチンと感を出したり、ショートパンツに合わせるのも申し分ナシ。。
もちろんキレイ目なパンツは相性バッチリ。。
ちょっとしたドレスシューズとしても使えるのは、嬉しいポイントだったりします。。
最後に、この手のアイテムで言うと、ドライビングシューズもありますが、どうしてもソールが雨に弱く、履けないのが難点だったりします。。
雨の日にもへっちゃらなゴムソールは、サンダルでも使用されている波型のオリジナルのタイプを使用。。
ゴムソールでありながら、軽さもあり、全天候型のソールは、まさに雨の日でもへっちゃら。。
サンダル屋さんが作ったドレス顔のレザースリッポンは、夏に履くシューズのバリエーションの幅を広げてくれる使えるシューズ。。
来年はまた廃盤になってしまう可能性も相まって、ぜひぜひゲットして頂きたいそんなボクのおすすめの夏シューズです。。