金のスリッパと言われたスニーカーブランドからコダワリのアイテムをセレクト。。

こんばんは、トヨダです。。

10月に入り、気がつけば、早いもので今年も残すところあと3か月になりましたね)汗。。

早い、早すぎます)汗。。

まだまだ暑かったので、つい最近までは感じなかったのですが、一気に涼しくなって振り返ってみると、1年もあと90日ほどで終わり。。

そんなこんなで、今年もあと僅かになってきておりますが、

このブログをを読んで頂いているみなさまに、ボクだから伝えれるファッションの有益な情報やセレクトしたアイテムのリアルな感想をお届けしようと思っておりますので、引き続きよろしくお願いしますね)礼。。

 

そんな節目の1発目の今日は、ある意味ファッションのカナメと言っても言い過ぎではないシューズをセレクトしたお話。。

 

今日の主役はこのPantofola d’Oro(パントフォラ・ドーロ)というイタリアのシューズブランド。。

遡ること130年。。

日本がまだ明治時代の前半でもある1886年、イタリアのアスコリという街でこのブランドは誕生します。。

このパントフォラ・ドーロは、別名「金のスリッパ」と呼ばれており、その所以は、その当時サッカー界のスーパースターだったセリエA「ユベントス」所属の、ジョン・チャールズが愛用し、「これはスパイクではない。スリッパだ! 金のスリッパだ !」と自由自在にボールを動かせるシューズを称賛したところから始まります。。

その後、このスパイクは、なんとスペインに飛び火。。

名門レアルマドリードの主要選手にも愛用されることをきっかけに、運命は、突如やってきます。。

1970年当時バルセロナFCに所属していたスーパースターが、このシューズを手にしたことにより、パントフォラ・ドーロは確固たる地位を築き上げることになっていくんです。。

 

その人物こそ、オランダが生んだスーパースター「ヨハンクライフ」。。

彼の伝説的なボールタッチは世界を魅了し、その足元をサポートしていたブランドということもあり、瞬く間にサッカー界に広がっていくことになります。。

 

そんなサッカーシューズから端を発し、今やスニーカーブランドへとリブランディングされ、イタリアを代表とするラグジュアリースニーカーブランドの仲間入りを果たしたパントから今回セレクトしたのは、このスニーカーなんです。。

Brand  Pantofola d’Oro(パントフォラ・ドーロ)  Price 20,000+tax

まず驚くのは、ココんちのプライスレンジが、4万円代にもかかわらず、今回見つけてきたこのアイテムは、ナントその半分くらいのプライス。。

 

スポーティなタイプが多い中、このアイテムは、革靴とスニーカーの間をとったようなタイプ。。

レザーシューズとしても対応できるドレスライクなトコロがこのアイテムのウリでもあるんです。。

本格靴さながら、ソールは、しっかりとハンドステッチがかけられ、熟練された職人によるハンドメイドの確かなシューズ作りは、こんなところからも垣間見えます。。

バックシャンは、このブランドのアイコンでもある三ツ星が刺繍によりマーク。。

履いた時に、チラリと見えるヒールのアイコンは、さりげなさも相まってオトナの男性にとって、所有欲をかきたさせてくれる、そんな理由になってしまうんじゃないかなぁって思います。。

そんな遊び心と同時に、アッパーレザーは、

上質なレザーをアンティーク仕上げにし、

まるで長年穿きこんだようなエイジングのワザも巷に溢れるアメリカからの流れを組むスポーツスニーカーにはないそんな大人のレザースニーカー。。

スニーカーでありながら、どこかキチン感があるのは、やはりイタリアの靴文化がドレス寄りのシューズを得意とするところからに他アリマセン。。

ちょっと小洒落たスタイルを作りたい時に、これを合わせることで、いつもとは違うドレスライクな着こなしが楽しめるんじゃないかなぁって思います。。

 

130年以上も積み上げてきたパントのサッカー界での知名度と実績。。

そしてもともとイタリアの靴文化に脈々と流れるドレスシューズとしてのDNA。。

この二つの要素が相重なり、まさにスニーカー以上革靴未満という言葉がピタリと当てはまるそんなアイテムとして重宝してもらえるシューズなんじゃないかなぁと思います。。

 

それでは、また。。