風合いたっぷりなバンドカラーのシャツ。。

こんばんは、トヨダです。。

そろそろ2022年秋冬シーズンの展示会も中盤戦を迎え、徐々にオーダーもまとまってきました。。

こんなオーダー時期になると良く考えることが、ボクのセレクトするアイテムって、どんなことがベースになってきているのかなぁってこと。。

 

こんなことを考える人っているんですかね)汗。。

 

思い起こすとルーツにあるのは、やっぱり自分が好きになったモノがベースにあります。。

 

ただボクの場合、良いのか悪いのかはさておき、好きなモノっていうのは、一定ではなく年月とともに積み重なっていくモノなので、好きなモノがドンドン増えて行くイメージです。。

昔から好きなモノもあれば、最近好きになったモノもひっくるめて、

一度好きになったモノは、今後も変わりなくボクのファッションのベースになってくれることが、セレクトするうえで強みになっているんじゃないかなぁって思っています。。

 

 

最近読んだ企画を生み出す本で、心に残ったセンテンスが、ファッションにおいても通じるため、バッチリぶっ刺さりました。。

それは「良い企画には新しいアイデアと古いアイデアが入っている」ということ。。

企画というのは全てかけ算であり、古くからのテッパンとされているものに新しい何かをかけ算することで良い企画が生まれやすいと。。

 

例えば、テレビ番組の人気シリーズ『逃走中』は古くからある鬼ごっこにお金やハンターといった新しい要素をかけ算した企画であり、

現在大人気のゲーム『ウマ娘 』はボクも昔はまったダービースタリオンに美少女をかけ算したモノ。。

 

まさに本日ご紹介するバンドカラーのシャツもボクの昔から好きなアイテムに、今の気分が掛け合わさったアイテムだったりします。。

Brand  USW  Price 8,690  ( tax in )

春コーデに欠かすことのできないシャツ。。

その中でも洒落感をプラスしてくれる襟元にちょっぴりデザイン性のあるバンドカラーは、いつものシャツコーデをアップデイトしてくれる万能アイテムだったりします。。

 

しかし、昔から存在するバンドカラーのシャツは、我々大人の男性からすると今さら感があり、触手が伸びないアイテムの一つだったりする方も少ない無いんじゃないかなぁって思います。。

 

今回ご紹介するアイテムは、コンサバなイメージが強いバンドカラーに、シャツを仕立てた後、used感が出るように染めなおすことで、風合いが増したところにあったりします。。

 

 

もともとホワイトのストライプ柄だったところに、ピンクで染め上げることで、イマドキ感のある古着テイストに早変わり。。

古着ブームを牽引するZ世代にもマッチするトレンド顔を、大人が着れるようにアップデイトしたトコロが今回の勘所でもあります。。

テロりとした柔らかな素材を使用することで、程よいヌケ感を担保。。

着こなすだけで、リッチな大人の余裕とトレンド顔をうまくミックスした仕上がりになっているんじゃないかなぁって思います。。

 

春らしいユーズドピンクの他、落ち着いたユーズドグレーも良い感じ。。

こちらは、ブルーのシャツにグレーで染め上げることで、独特な色合いを実現。。

同じアイテムでありながら、ブラックのパンツなどシンプルなボトムスと合わせるとグッとシックな着こなしが連想できるそんな仕上がりになっているんじゃないかなぁって思います。。

 

バンドカラーのシャツは、インナー使いでもバツグンの効力を発揮。。

 

襟元がスッキリしているため、スウエットなどクルーネックとの相性もバッチリなんです。。

今くらいの時期は、レイヤードスタイルでチラ見せするのにもピッタリ。。

 

いつもなら手を伸ばさないアイテムでも、季節が変わることで気分を変えて新たな着こなしにチャレンジするのも悪くないかもしれませんね。。

 

それでは、また。。