今話題のSHIEN(シーイン)を考察してみる。。

こんばんは、トヨダです。。

皆様、最近テレビでも取り上げられることが多くなった、SHIEN(シーイン)はご存じですか??

つい最近まで、大人には耳慣れないこのファストファッション・ブランドが今次世代のブランドになるんじゃないかと騒がれているということもあり、ボクなりにちょっと解説してみたいなぁと思います。。

中国のファストファッションブランドで店舗を持たないシーインは、通販サイトで販売するD2Cモデル。。

アメリカでヒットを飛ばし、ここ日本でも去年の夏くらいからじわじわと若い世代で人気が広がり始めました。。

 

うちの娘ちゃんも去年の冬くらいから通販で買い物し始めましたが、確かに安いです。。安いんですが、正直モノのクオリティは。。。でゴザイマス)笑。。

 

そんなシーインがとうとうここ日本に上陸を果たし、先月からは、昨年撤退した大阪のユニクロ心斎橋旗艦店の跡地にポップアップ店舗を出店。。

ユニクロ跡地に出したのも上手いなぁと思うんですが、ここに出店することで、ユニクロとの対比する報道が増えるようになりました。。

中国メディア「晩点Latepost」によると21年度の売上高は200億ドル(約2兆9600億円)を突破し、ユニクロを運営するファーストリテイリングの2兆2500億円(2022年通期業績予想)をすでに超えていると言われております(未上場なため確報ではないです。。)

そんなこともあり、キャッチーなコピーが好きな日本のメディアは、あのユニクロをゆうに超えているとライバル関係の構図を作り上げている形になっています。。

 

ただ冷静にシーインの強みを紐解いていくと、トレンドキャッチしてから発売までが非常に短サイクルでスピード感があることからユニクロとは明らかに違うビジネスモデルだし、ベンチマークする企業は違うところにあるんじゃないかなぁと思ってます。。

 

勝手な予想ですが、もしベンチマークする企業がアマゾンだとしたら、アマゾンが書籍で間口を開いたように、服という商材で顧客を獲得し、そのあとに面で色んな商材へと広げていく可能性もあるんじゃないかと妄想をしております。。

 

現にシーインは、コスメを発売するという記事がリリースされており、あくまでも衣料品にこだわるユニクロとは、こんなトコロからも違いがあります。。

 

服から始めてコスメ、その他生活用品と今後、取扱商品の分野を広げてZ世代をターゲットにした総合小売り化する可能性は、意外とありうるんじゃないかという考察をここに残しておこうと思った本日のエントリーでした。。

 

それでは、また。。